腰椎分離症を悪化させず改善に向かわせるためにも、予防のためにも、普段の生活の中での座り方というものはとても重要です。
特に現代社会ではデスクワークの仕事が多いので、腰椎分離症をはじめとした腰の疾患にかかりやすい傾向にあります。
意外に思われるかもしれませんが、座っている時というのは立っている時以上に身体に負担がかかっています。ですからその負担を少しでも軽減するための座り方を身に着けておくと、腰椎分離症をはじめとした腰痛症状のある疾患への予防になります。
では具体的にどのような座り方をすればいいのかですが、まずは深く腰をかけることを意識してください。浅いと姿勢が安定せず、身体に大きな負担ががかかります。
奥までしっかり腰をかけるのがいいですが、椅子が大きくて座りにくい場合にはクッションを背もたれに置いて利用するといいです。
とはいえ、いくら正しい座り方をしていても、長時間同じような姿勢でいるのは非常に負担が大きいです。そこで、2時間に10分程度、軽いストレッチをすることをおすすめします。
一旦席を立って行うことが出来れば一番ですが、難しい場合には椅子に座ったままできるものを行うと良いです。軽く伸びをしたり、座ったまま足を上下に動かすと言ったものでもある程度の効果は期待できます。
また立った状態で手足をぶらぶらさせるのもおすすめです。手と足をぶらぶらさせるだけですが、これだけで身体全体の血流が良くなります。また出来るのであれば、ふくらはぎをマッサージしたりするとなお良いです。
しかし長時間座っていることには変わりないですので、帰宅後に改めて、腰の疲労や身体の疲労を取るためのストレッチを行うことをおすすめします。ストレッチを1日5分~10分やるだけでも腰椎分離症の予防効果に大きく期待できます。
また既に腰椎分離症を発症してしまっている人は、腰痛患者さんを延べ5万人以上改善させてきた、「福辻式ストレッチ」を行うことをお薦め致します。
このストレッチは腰椎分離症の治療に30年以上携わってきた、福辻鋭記先生が考案したストレッチ法で、大勢の腰椎分離症患者さんがこのストレッチで症状を改善しています。
また予防効果にも高い効果を発揮するストレッチ法ですので、腰痛を予防したい方、既に腰椎分離症を発症してしまっている方、どちらの方にもお薦めです。
詳しい内容は下記よりご案内していますので、一度詳細を確認してみてください。このストレッチ法を実践すれば、腰椎分離症を改善できるだけでなく、腰痛知らずの身体になることができます。