腰椎分離症はどの程度安静期間を設ければ良いのか。

安静期間について


腰椎分離症の治療法として、コルセットなどで腰への負担を減らす方法がありますが、一方で積極的に体を動かしたり、マッサージを受ける方が腰椎分離症には良いということもあります。

これは腰椎分離症の症状の現れ方により、どちらの方が正しいのか異なります。痛みの激しい急性期ではコルセットを利用し、激痛の時期が落ち着いたら次の段階として、腰を支える筋肉を鍛えたり、マッサージで血行を良くしたりするのです。

では、腰椎分離症の安静期間はどのくらいになるのでしょうか。この安静期間は症状によって異なりますので、人それぞれではありますが、例えばまだ若い人の腰椎分離症であれば、半年程度の安静期間で骨癒合まで期待できます。

逆にお年寄りの場合には安静期間を持って骨癒合を期待するよりは、しっかりと腰回りを鍛えることの方が重要です。骨癒合が期待できるのは、成長期の子供からまだ回復力の高い若者までで、お年寄りの身体では骨癒合はほぼないと思った方が良いです。

しかし画像診断では腰椎分離症が起こっているのに、痛みがないという人も世の中には存在しています。これは腰椎分離症があっても、日頃運動の習慣があって筋肉がしっかりしていたり、姿勢が良く負担が少ないといった理由で痛みやしびれの症状が起こっていないのです。

ですので、若い人は長めに安静期間を取りますが、30代以降くらいで腰椎分離症を発症した場合には、急性期の痛みが過ぎたら身体を鍛えるリハビリを考える方がいいです。

整形外科ではコルセットを付け続けることをすすめられることがありますが、これはかえって身体の衰えを招き、症状が悪化する原因となります。

痛みが強いときにはコルセットに頼るのもいいですが、つけっぱなしではなく、状況を見てつけたり外したりする方が良いです。そうしながら、身体に無理の出ない範囲で腰を鍛えるトレーニングやストレッチを行うようにしてください。

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