腰の痛みがなかなか引かない腰椎分離症は厄介な病気です。腰の痛みを抑えるときによく言われるのが患部を温めるほうがいいという温熱療法と、逆に患部を冷やしたほうがよいという冷却療法ですが、腰椎分離症には一体どちらの方が痛みを抑えることが出来るのでしょうか。
冷却療法や温熱療法は症状のタイプによって切り替えると高い効果を発揮します。例えば冷却療法は腰椎分離症になりたてで痛みが非常に激しい急性期に使用します。
冷却療法の目的は外部からの強い衝撃などにより炎症を起こした筋肉を冷やすことによって、その痛みを抑えつつ炎症の回復を早めるために行われるので、特に外部から強い衝撃を受けたことで腰椎分離症になった方には冷却療法がお勧めです。
逆に温熱療法は軽い痛みがじわじわと続いていく慢性的な痛みに対して効果的です。慢性的な痛みは筋肉を緊張させて非常に血行が悪くなってしまいます。
そうなると怪我の回復も遅れるので温熱療法によって緊張状態になった筋肉をほぐし、血行を促進させることで痛みを抑えつつ回復を早めることが出来ます。
これらの治療法はそれぞれを逆に行うと逆に症状を悪化させてしまう恐れもあるので、治療する際は専門医のアドバイスを受けてどんな痛みが出ているのかをしっかり把握した上で行うようにしてください。
腰椎分離症の痛みは中々引かないので、治療のための腹筋や背筋のトレーニングが中々進まないなど単純に痛いだけでなく、治療が遅れる原因にもなったりします。
ですので、温熱療法と冷却療法も利用しつつ治療を進めていき、運動療法も積極的に取り入れて身体の筋力強化もしっかりと図っていってください。
このことをしっかりとやっていき治療してけば、腰椎分離症を改善、完治させることは十分に可能になってきますので、決して諦めることなくコツコツと治療を継続していってください。必ず改善することができるはずです。
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